Ep.1
謎
- 肖像画の碑文の意味はなにか。
- 使用人達が目撃した怪現象はなんなのか。
- 真里亞の薔薇はなぜ消えたのか。
- 真里亞に傘や手紙を渡したのは誰か。
- 封筒や封蝋、押印のための指輪はどう入手したのか。
- 十九人目は実在するのか。
- 留弗夫が自分は殺されるかもしれないと予言した理由は。
- 第一の晩に六人を殺害したのは誰か。
- 六人の殺害方法および死体の損壊方法はなにか。
- ガレージの鍵をどのようにして入手したのか。
- なぜ夏妃の部屋のドアノブに血がついたのか。
- 金蔵はレシートによる密室からどうやってでたのか。
- 使用人達や真里亞にベアトリーチェが見えるのは本当か。
- 絵羽、秀吉殺しにおける密室の形成方法は。
- 嘉音が戻ってくるまでの短い時間にどうやって魔法陣を描いたのか。
- 頭蓋骨を貫通できるほど強く凶器を打ち込んだ方法はなにか。
- 嘉音を殺害したのは十九人目か。
- 書斎に突然現れた手紙は誰がどう実現したのか。
- 南條、源次、熊沢の三人を殺害したのは誰か。
- 夏妃を単独行動させた手紙の内容はなにか。
- 夏妃が自殺したかのように銃殺されたのはどうやったのか。
- 最終的に子供たちの前に姿を現したとおぼしき人物は誰か。
- たびたび目撃される黄金の蝶の正体はなにか。
疑問点
- 六軒島という島の名前の由来はなにか。
- 殺害現場に魔法陣を描くことに合理的な理由はあるのか。
- 食堂に血が残されたのは、本当にそこが六人殺しの現場だったからか。
- 金蔵の死体をボイラーで焼いた目的はなにか。
- 真里亞の父が蒸発した経緯はなにか。
- 書斎の手紙になぜ内部分裂を意味する魔法陣を描いたのか。
→たまたま戦人が二枚目に気付かなかっただけで、
もし真里亞が解読したら内部分裂は防げたかもしれない。
- 死体がみつかっていない子供たちはどうなったのか。
- 事件の記録をボトルで海に投げ込んだのは本当に真里亞か。
- これらの殺人の目的はなんなのか。
メタレベルの疑問
- ベルンカステル卿のいう、ベアトリーチェの
「1人を“無限に”殺す力」とはなにか。
- ベルンカステル卿のいう、ベアトリーチェの
「全ての目が、貴女の掌を出ない。そして、
どの目であっても、貴女の期待を裏切らない」とは?
- ベアトリーチェを倒す勝利条件とは?
覚えていたほうがよさそうなこと
- 祠が壊れた。
- 郷田は本当はゲストハウスの当番だった。
- 譲治のプロポーズのため紗音は偶然屋敷に残った。
考察
死者の復活について
- 六人殺しで完全に顔を破壊されたのは、留弗夫、霧江、楼座、郷田。
ガレージは現場保存のため外から南京錠で施錠され、
死体のふりをしていたとしても脱出できなかった。
→しかし、十九人目を殺害し、
その死体と入れ替わった可能性も考えられる。
- ボイラーで焼かれた金蔵の死体の足は六本指だった。
→しかし、隠し子に遺伝している可能性はないか。
十九人目の正体が隠し子なら、入れ替わりが可能。
- 南條、源次、熊沢の三人も顔面を破壊されていた。
→書斎での手紙の出現がこれら三人のうちの誰かによるなら、
夏妃と子供たちの殺害のため入れ替わった可能性がある。
絵羽夫妻殺しの密室について
- 案1:チェーンに細工があった。
事件の前からチェーンを切断しておいた。
見かけはチェーンを構成する輪に似ているが
ペンチなどで簡単に形を変えられる柔らかい金属輪で
チェーンをつないでおいた。
- 案2:絵羽に閉じさせた。
扉の隙間から秀吉を狙うのは角度的に無理だが、
絵羽のほうはなんとかなりそう。
まず秀吉を殺害後、その状況を絵羽に発見させる。
いったん犯人は廊下に逃げるが、
部屋の中へ再度押し入る演技をする。
恐怖に駆られた絵羽がチェーンで施錠したら、
扉の隙間からアイスピック状の凶器を射出する。
- 案3:犯人がずっと中に隠れていた。
二人を殺害後、部屋の内側からチェーンで施錠し、
ベッドの下などに隠れていた。
嘉音がシャワー室で秀吉の死体を発見し
驚いている隙に逃げた。
→魔法陣をどうやって描いたのか不明。
Ep.2
謎
殺人開始前
- 六人殺しの前日の晩、霧江までもがベアトリーチェを
魔女と認めたのはいったいなにがあったのか。
認めたのは超自然的存在としての魔女なのか、
右代宮家の財産相続者としてのたとえなのか。
六人殺し
- 六人殺しの朝、礼拝堂と書かれたメモが食堂にあった。
Ep.1と同じく、死体を早めに発見してほしかった?
- ハロウィンの装飾に意味はあるのか。
- 礼拝堂の密室はどう実現したのか。
礼拝堂の鍵は特別で、マスターキーでさえ開かない。
キーボックスからは紛失していた。
ベアトリーチェから真里亞に渡された一本きり。
真里亞の鞄から鍵を盗んだとしたら、それは誰か。
(犯人がベアトリーチェ以外なら)なぜそこに鍵があると知っていたのか。
- 金蔵が礼拝堂を建てることで実現しようとした奇跡とはなにか。
“この扉は、奇跡が起きない限り、開かれない”とは?
- 金蔵が紗音に筆記させた過去話はどうなったのか。
- Ep.1では一本しかなかったはずの金塊が三本に。
どこから持ってきたのか。
朱志香と嘉音殺し
- どうやって密室を作ったのか。
部屋の鍵はサイドテーブルにあった。
嘉音から借りたマスターキーも朱志香のポケットにあった。
- 嘉音は朱志香の部屋で殺された(赤)。
その後、嘉音の死体はどこへ運んだのか。なぜ運んだのか。
- 犯人は誰か。
アリバイが無かったのは、ベアトリーチェ、嘉音、熊沢、郷田。
ただしベアトリーチェ、嘉音はマスターキーを持っていなかった。
熊沢と南條殺し
- どのようにして密室を構成したのか。
熊沢と嘉音のマスターキーは、
楼座がみつけた魔女からの手紙に入っていた。
使用人室の鍵はキーボックスに収められている(赤)。
- なぜ二人の遺体を運び去る必要があったのか(後に中庭で発見)。
- なぜ第七の晩、第八の晩なのか。時間的にはこちらが先。
(譲治、紗音、郷田が第四~六の晩)
譲治、紗音、郷田殺し
- どのようにして密室を構成したのか。
マスターキーはすべて楼座が管理していた。
夏妃の部屋の鍵は譲治が持っていた。
- 山羊従者が六人。六人という数字になにか意味はあるのか。
- 扉にあるいくつもの手の平のような跡はなにか。
殺人終了後
- 施錠されていた客間に出現した手紙はどうやったのか。
客間の鍵は使用人室に封印されていた。
置けたのは楼座、真里亞のみ。
- 金蔵に姿を見せることができなかったベアトリーチェは、
なぜ最後になって会うことができたのか。
- 生き残った者達は具体的にどうなったのか。
ベアトリーチェの能力
- 姿を消す/現すことができる。
- 黄金の蝶に姿を変えることができる。
- 壊れた物を直すことができる(ハロウィンの飴)。
- 金蔵の部屋には入れない。
- 山羊従者、煉獄の七杭を召喚できる。
- 死者を操ることができる(勝手口を訪れた嘉音)。
ただし蜘蛛に弱いらしい。
- 施錠された扉を開けることができる。
(譲治、紗音、郷田が夏妃の部屋で鏡を探すシーン)
- 最初は、長く姿を見せ続けることもできないと言っていたが、
ラストが近づくにつれて力が強まっているようにも感じる。
死者の数や、魔女の存在を信じる者の数に応じて
パワーアップしている?
メタレベルの疑問
- Tea Partyで楼座が責め苦を受けるとき、
一人の死体がひとつだけではなく、いくつもあった。
惨劇を繰り返すたびに同じ人間の死体が溜まっている?
ベアトリーチェの無限の能力と関係がある?
- ベルンカステル卿のいう、ベアトリーチェの
「常に最善手を指しているわけではない」とはなにか。
ラムダのいう「勝ちが見えると遊び出す」と同じ意味?
- ベルンカステル卿のいう、魔女を認めさせることが
ベアトリーチェの勝利条件のひとつであることは
もはや疑いようもない、とはどういうことか。
覚えていたほうがよさそうなこと
- 真里亞のメモには、殺人現場に残された魔法陣が全部ある。
案外、犯人はこれを元ネタにしたのかも。
- もろもろの密室に、隠し扉の類、隠れる場所はない(赤)。
外から扉、窓を施錠する方法はない(赤)。戦人は無能(赤)。
- マスターキーは使用人たちがそれぞれ持つ一本のみ(赤)。
- 熊沢と南條殺しの後で、マスターキーは楼座が独り占め。
真里亞の手提げ鞄に入れた(つまり、実質は真里亞が持っていた?)
ただ客間に手紙が出現したときは、
ベアトリーチェは赤で“楼座”が持っている(赤)とある。
考察
密室について
- いろいろな可能性が否定されたので、
あとに残っている可能性は、機械装置くらいかな。
自動的なしかけによる殺人ね。
# まあ、伏線がみあたらないから違う気がするけど。
- ただし「部屋の外から鍵を使わずに施錠するようなカラクリ」は
赤で否定されている。
殺人装置は否定されていないが、施錠装置は否定されている。
朱志香と嘉音殺しの場合、嘉音の死体が消えている。
かつ嘉音は朱志香の部屋で殺されたことが赤で宣言されている。
殺人は自動装置だとしても、施錠された部屋から死体を消す方法が無い。
- 叙述トリック系としては、
実はベアトリーチェは右代宮家の正式な使用人とかね。
それなら、マスターキーを持っていても赤文字には違反してない。
魔女は“い”るのか
- SFミステリのように超常的な能力を前提とした上で推理すべきなのか、
あるいはすべて現実的な解決をすべきなのか。
- 朱志香と嘉音殺しは第三者による目撃証言が無かったが、
ゾンビ嘉音は使用人達が目撃しており、譲治も話を聞いた。
可能性としては
(1)超常的な存在が物語内現実として存在する、
(2)一部の者達がなにかのきっかけで重度の幻覚をみる、
(3)記述の問題でフィクションが混じっている、てところか。
- (3)で、ありそうな話としては、
これらの事件を記述したのは真里亞(Ep.1のボトル)で、
空想したことが混じっているということか。
- ベアトリーチェは超常的能力で密室を作れるのか?
碑文によれば第九の晩に魔女は蘇る。
言い換えると、十一人の死者がでるまでは能力に制限がある?
これだけしつこく鍵がどうこうという話になるのは、
「一部はSFが混じるけど、ミステリもあるよ」ということかな。
このゲームの勝利条件はなにか?
- やっぱり、まずは碑文の暗号だろうなあ……。
これを解釈できないと、
他の謎にどう答えをつけても意味がない気がする。
- あと、金蔵が実現しようとしている、
天文学的に低い確率の奇跡とはなんなのかを答えられること。
- 魔女の目的とか、黄金郷の意味が明らかになると、
どこまでが人の手によるもので、
どこから SF設定が関わってくるのか判別つくんじゃないかと。
Ep.3
謎
殺人開始前
- 1967年(19年前)、人間としてのベアトリーチェが実在した(赤)。
楼座が偶然みつけ、連れだしたが、崖から転落死した(赤)。
この人物の正体は、なんなのか?
六人殺し
- どのようにして連鎖密室を形成したのか?
ちなみに状況は以下の通り。
1階 客間 紗音
2階 客室 熊沢
3階 控え室 郷田 (金蔵の書斎の隣の部屋)
2階 貴賓室 源次
地下 ボイラー室 金蔵
礼拝堂 嘉音
隠し通路、死んだふり、被害者自身による施錠、トラップは否定(赤)。
六人は誰も自殺していない(赤)が、事故の可能性はある。
楼座と真里亞殺し
- 誰が楼座、真里亞を殺したのか?
ちなみに状況は以下の通り。
・楼座と真里亞は他殺(赤)。
・アリバイがなかったのは南條。
秀吉は部屋にいた(赤)。
しかし絵羽については復唱拒否。
発見者は留弗夫ひとりだった。
・後に、霧江の遺体から秀吉の煙草がみつかった。
ここから戦人は次のように推理。
絵羽が部屋を空けていた(=殺人のため外にでた)ために
待たされていた秀吉が煙草を吸っていたではないか。
碑文解釈
- 楼座が指摘した、第十の晩だけ「黄金の郷」なのはなぜか。
留弗夫、霧江、秀吉殺し
- 霧江はなぜ食料をとりにいくことを提案したのか。
→これは後に「秀吉を詰問するため」とわかった。
- 誰が三人を殺したのか?
ちなみに状況は以下の通り。
・2丁の銃、1つのマスターキーがなくなっていた。
・ベアトがゲームを降りているため、
赤による死亡確認がされていない。
・絵羽のアリバイについては復唱拒否。
・霧江のポケットには、秀吉の吸い殻があった。
親族で煙草を吸うのは留弗夫と秀吉のみ。
→秀吉を詰問するため外にでたらしい。
蔵臼、夏妃、譲治殺し
- 誰が三人を殺したのか?
蔵臼、夏妃殺しの犯人と、譲治殺しの犯人は別人か?
- 蔵臼、夏妃はなぜゲストハウスから外にでたのか。
(譲治は、紗音の遺体を確認するためという示唆がされている)
- ゲストハウスという密室から、
犯人はどうやって被害者を連れだしたのか。
3人がいなくなったとき、全ての扉と窓が内側から施錠されていた。
(明確に書かれていないが、扉はバリケードがされていたので)
マスターキーでも施錠できない構造となっていた。
- 扉に描かれていた「07151129」の意味は? 目的は?
南條殺し
- 既に殺害されていた者は確かに死亡。
かつ、南條を殺したのは朱志香、絵羽、戦人ではない。
絵羽は戦人によってアリバイを確定されていた。
かつ南篠は他殺。自殺、トラップ、動物犯人ではない(赤)。
疑問
- 六人殺しで、なぜ金蔵のボイラー室だけ魔法陣が描かれなかったのか?
- なぜ今回から急に、殺し方に絞殺が加わったのか?
- 絵羽はなぜ生還できたのか。
ベアトリーチェの能力
- 冒頭の壺の話。
壊れたものを元に戻せる。
ただしそれは、対象が本来持っていたイメージを
思いださせるだけのもの。運命は変えられない。
だがベアトリーチェは、無限の能力で壊れるべき対象に
元の姿を繰り返し思いださせ続けることができる。
覚えていたほうがよさそうなこと
- 六軒島に19人以上の人間は存在しない(赤)。
- ウィンチェスター銃は4つある。
- 碑文は謎々や言葉遊びのような考え方で解けるらしい。
鮎というより、鮎が海にでる魚であることに意味がある。
- ゲストハウス=渡来庵
- 隠し屋敷=九羽鳥庵
メタレベルの疑問
- 南條について、
TipsのExecute時にある「あと一息で、多分、彼も生還できたのだ。
しかし、最後の最後で、魔女は彼のそれを許さなかった。」とは?
- 棋譜の、第九の晩、第十の晩はどういう意味か。
ほぼ似た時間帯に死んだ譲治、南條、戦人、朱志香だが、
朱志香のみ第十の晩に行方不明とあるのはなぜか?
ちなみに、各Epでは以下の通り。
Ep.1では、第九の晩にベアトリーチェが復活、夏妃が死亡。
第十の晩に残りの子供たちが行方不明。
Ep.2では、第九の晩にベアトリーチェが復活、
残りが第十の晩に行方不明となっている。
Ep.3では、第九の晩にベアトリーチェが復活、
譲治、南條、戦人が死亡。
しかし朱志香のみ第十の晩に行方不明とある。
考察
- 六人殺しは、被害者の一人が犯人だったことが
(ほぼ)明らかとなった。
この『ひぐらしのなく頃に』はルール上、
単独犯ではなく、複数犯の可能性で考察すべきとわかった。
- 六軒島に19人以上の人間は存在しないという事実(赤)は、
Ep.2にも適用できるのか?
例えば19年前に崖から転落死したベアトリーチェの
娘なんかが生きていて、Ep.2では実在の人間として
訪れていたのかもしれない。
- いちばん頭の痛い南條殺しについて。
ひとつの可能性としては、死者の復活かな。
一度は本当に死んだのだけど、実は仮死状態だった。
これは、南條による検屍がたびたび疑問視されること、
初めて絞殺された者がでてきたことに関係しているかも。
金蔵の成し遂げようとしている、恐ろしく可能性の低いことも、
19年前に崖から転落死したベアトリーチェの蘇生だったりして。
- あと、クローン人間のような
科学上はありえるかもしれない(=魔法ではない)
可能性まで考えるべきか否か……。
# 金蔵が莫大な財産で秘密に研究してたとかね。
# ない、と言い切れないのがうみねこクオリティ。
Ep.4
謎
殺人以外の謎(縁寿視点)
- メッセージボトルはなんのために流されたのか?
猟師が拾ったもの、警察が拾ったものは Ep.1, Ep.2なのか?
筆跡はベアトリーチェだった。
なぜ真里亞の名を騙ったのか?
- 遺族に送られた手紙は、どのような目的があったのか?
存在しない住所に送って送信元に送り返させるなどという
手間をかけた理由は?
- 縁寿が船長の店(マルフク寝具店)の陳列棚にみつけ
「六軒島へ行く、目的で、使命」と感じさせたものはなにか?
殺人以外の謎(戦人視点)
- ベアトリーチェが思いださせようとした
六年前の戦人の罪とはなにか?
それはベアトリーチェとの間のものではない(赤)。
戦人の罪は、この一連の殺戮の原因となった(赤)。
- 戦人が罪を思いだせなかった後のシーンで、
ベアトリーチェが二人になってしまうのはどういうことなのか?
- 戦人は明日夢の息子ではない(赤)。
しかし、金蔵の孫ではないことは復唱拒否。
戦人はいったい誰の息子なのか?
郷田、熊沢殺し
- 園芸倉庫の密室はどのように成し遂げたのか?
現場の状況は以下の通り。
二人は梁からロープで首を吊されていた。
ぎりぎり地面に足がつく状態で、額を撃たれていた。
シャッターの鍵は郷田のズボンのポケットにあった。
真里亞殺し
- なぜ真里亞は毒殺なのか?
楼座に身を寄せさせるなど、他の死体と違って
配慮がされている理由は?
戦人殺し
- 戦人だけ殺すことを翌日に延ばした理由は?
- 島にいるのは戦人一人のみ(赤)。
戦人=ベアトリーチェではない(赤)。
しかし、ベアトリーチェは戦人を殺害する(赤)。
その他の殺人
- 朱志香、霧江から戦人への電話をどう解釈すべきか。
ブラウン管の逸話に沿って、
魔女側の世界の話として無視してよいのか?
伝えられた内容は以下の通り。
朱志香から戦人へ:
相手はニンゲンではない。ワープしたりバリヤー張ったり。
穣治が死んだ。
→朱志香の部屋からは東屋が遠く、
なぜ穣治の死を確認できたか不明。
顔が半分吹っ飛ばされた状態で死ぬ。
→その通りの死体だった。なぜ前もってわかったのか?
霧江から戦人へ:
六人殺しの詳細。落とし穴。
屋敷の裏手にある井戸を通じて地下牢から脱出できた。
鍵穴から黄金の糸みたいなものが飛びこんできて狙う。
→死体の周辺に、四箇所ほど穴が開いていた。
ただし、扉はシリンダー錠で、貫通する鍵穴はない。
各人の死体の状況は以下の通り。
・譲治は東屋の近くで雨ざらしになっていた。
・朱志香の部屋には鍵がかかっていた。
・一階の奥の古い客室で霧江を発見。
額に杭を打ち込まれていた。
・蔵臼。頭を半壊され、そこへ杭が打たれていた。
・井戸に南條と紗音。杭が(刺されることはなく)置かれていた。
・金蔵の焼死体がボイラー室にあった。六本指があった。
・嘉音の死体はみつからない。
ただし死亡している。霧絵たち五人のなかで、最初に死亡した(赤)。
かつ、九人目の犠牲者(赤)。
疑問
- 地下牢での紗音と嘉音の会話。
黄金郷について紗音が答えた
「願う必要すらなくなる」「穏やかな世界」とは?
- 恐らく礼拝堂のものと思われる文章
“この扉は千超分の一の確率でしか開かない。
あなたは千超分の一の確率でしか祝福されない”
これを熊沢が写真に撮っていた理由は?
- 礼拝堂の前に鍵束が落ちていて、戦人は死体を確認できた。
なぜわざわざそのようなことを許したのか?
覚えていたほうがよさそうなこと
- 地下牢での紗音と嘉音の会話。
二人には過去のEp.の記憶が残っているらしい。
# 魔女側の世界だけの話かもしれないが。
- 南條は九羽鳥庵を知っていた。
井戸に出口があるが、他の場所から階段で上がれるという。
金蔵も、南條が九羽鳥庵を知っていることは覚えがある様子だった。
- 九羽鳥庵側にも船着き場があった。
金蔵、源次、南條、熊沢などは存在を知っていた。
女物を運んでいたが、昭和43年に途絶えた。
人間としてのベアトリーチェが転落死したのが昭和42年(1967年)。
- 二晩の台風はひどく、船が使えなかった。
メタレベルの疑問
- Ep.3では、熊沢はワルギリアが変身した姿だった。
今回はワルギリアと熊沢が別々の存在となっている。
魔女側の世界の話とはいえ、不整合が起きているのが気になる。
- 薔薇庭園で真里亞に傘を貸したのは金蔵だった。
他のEpではベアトリーチェなのに、なぜ今回だけそうなったのか?
- 「最後の謎をだすため両腕をつきだしたとき、右腕を下ろした」
ことが、奥の手を残しているという意味になるのはどういうことか?
他のEpに関係すること
Ep.1
- 絵羽夫婦はどちらも他殺(赤)。
殺害時、執行者と犠牲者は同室していた(赤)。
嘉音の殺害時、生存者全員にアリバイがある。自殺ではない(赤)。
事故死ではない(赤)。
- 使用人三人殺し。真里亞は犯人ではない。三人は他殺(赤)。
相打ち殺人もない(赤)。
身元不明死体の身元を保証し、替え玉トリックは存在しない(赤)。
- 夏妃は他殺。身元不明死体はなく、生存者もアリバイがある(赤)。
銃弾は夏妃自身の銃による者ではない(赤)。
誰かに射殺された(赤)。
Ep.2
- 真里亞の鍵は、楼座に開封されるまで誰の手にも渡ってない(赤)。
金蔵の書斎以外にオートロックの扉は存在しない(赤)。
六人は発見時に全員死亡、全員他殺、相互殺人の可能性はない(赤)。
礼拝堂には誰も隠れていなかった(赤)。
殺害時、犯人は礼拝堂にいた(赤)
小型爆弾の可能性は復唱拒否。
- 嘉音の奇妙な復活について。
異なる人物を嘉音と誤認することはない(赤)。
名前の世襲の可能性はない(赤)。
- 楼座はマスターキーを手放していない(赤)。
Ep.3
- 六人殺し。金蔵を除く五人の殺人のさい、殺人者は同室していた。
死体発見時に鍵をみつけたふりについては復唱拒否。
- 譲治殺しのとき扉に描かれていた謎の数字
「07151129」は、遺族に届いた謎の手紙にあった
巨大銀行の貸金庫の暗証番号と一致する。
- 譲治はゲストハウスの階段を下りていない(赤)。
- 南條殺し。エヴァによる死亡宣告とのずれは復唱拒否。
共通
- ゲーム開始時に、金蔵は死んでいる(赤)。
異なる複数の名前を持つ人物は存在しない、という仮説に復唱拒否。
すべての人物は金蔵を見間違えない(赤)。
- この島に、18人以上の人間は存在しない(赤)。
考察
- たぶん、縁寿がマルフク寝具店でみつけたのは、
さくたろのぬいぐるみなんだろうなー。
寝具店にあってもおかくないもので、
かつ後のシーンとのつながりからすると、他に考えにくい。
なんらかの理由で楼座がもう一体作ったものなのか、
それとも奇跡的な偶然でまったく同じ形のものが
できたのか、理由は不明だけど。
- 金蔵が既に死んでいる、ということをどう解釈すべきか。
(1) 金蔵の立ち絵やセリフはすべて、
金蔵に化けた(あるいは名前を継いだ)誰かである。
その意味で、少なくとも現実にあったことである。
(2) 金蔵の立ち絵やセリフはすべて、
金蔵に化けた誰かであり、
かつ他の誰かと一人二役をしている。
立ち絵としてのみかけが明らかに別々の人間でも、
同じ人間として見なければならない。
(3) ブラウン管の逸話を拡大解釈し、
金蔵の立ち絵やセリフも、すべて無視すべき。
警察の立場でのみ考えるべし。
ウーム……。
- ベアトリーチェとはなんなのか、
最後の戦人殺しをきちんと答えられないとダメなのね……。
多重人格かな? でもそれはベアトリーチェ=戦人ではないという
ところにひっかかるなあ。
ベアトリーチェ=家具?
ちょっとズルイけど、これなら少しは納得できるかも。