昨日、ワセダミステリクラブの麻耶雄嵩講演会に参加してきました。
早稲田大学に初めて侵入。
以下、印象に残ったことメモです。
(記憶だけを頼りに書いているので正確さは信用しないでね)
- サングラスかけて登場。
# 漠然と井上陽水を連想しました。
# ↑それは誤ったイメージだと思います。 - 残酷さで評判の『神様ゲーム』だが、生々し過ぎるものは避けたつもりだったそうな(あれでも)。ラストのシーンは書くべきか迷ったそうな
- そもそもミステリーランドは、子供にトラウマを与えるような作品を書いて欲しいという依頼だったそうな。
- 信仰(宗教)としての神には興味がないが、絶対知としての神には興味がある。
- メルカトルは書きやすいですかという質問に、まっとうな名探偵としての行動だけならいいのだけど美袋との「やりとり」を考える必要があるので面倒とか。
# 考える必要があると認識されている点が素晴らしい。 - 木更津も香月との「やりとり」があるので面倒。頭のいいワトソン役は書きにくい
→美袋は書きやすい - このとき、木更津の相方(香月)を思い出せず、インタビュアーに名前を訊いていたのは、冗談だということにしておこう……。
- 『木製の王子』は例のアレを作るのに苦労。『螢』は例のアレのせいで描写ひとつひとつに苦労。短編は純粋に論理を描くだけで作れるので、一ヶ月アイデア練り+半月執筆で完成。
それに対し長編はやはり「世界」を作りたい、そして壊したい(杉本の心の中で喝采)ので時間がかかる。 - 綾辻先生はセコムをいれたが、最初慣れてなくて窓を開けてはセンサにひっかかり、怒られていたとか。
我孫子先生はお笑いにはまっていて、ネタを大勢の前で披露する機会をうかがっているとか。
法月先生は……いまは幸せだとか。 - (子供の頃のトラウマ体験はという質問に)風邪をこじらせ肺炎で夏休みがまるまるつぶれたが、病気の原因をなぜかトウモロコシだと思い込み、給食のコーンスープも飲めなくなった。数十年ぶりに食べてみたら美味しかったので後悔した。
# さあ、後に××な小説家へと成長する、
# 給食居残りの麻耶先生(小学生)を思い浮かべましょう。 - パズラーを書きたいと思っているが、満足できるものが書けてない。
# ここはもっと突っ込んで具体的にどういう意味なのか
# 質問すればよかったな……。 - 「最近のマイブームは?」
「ジェットエンジン」