ときどきネット上で「こういった文章の書き方は良くない」「こんな主張の仕方はやめよう」といった内容の文章を見かける。
直接的な文章であれば問題はない。日常の出来事、趣味のこと、本を読んだり映画を観て感じたことなど、具体的ななにかに対する一次的な文章なら、読み手は素直に反応し、書き手の身になって考えることができる。
しかし、文章そのものについて、メタな視点から基準を押しつけるような文章は、はっきり言って不愉快だ。いまの時代、どんな人もネット上で自由に文章を書き表すことができる。そんな時代に、一方的な制約を押しつける文章を書くのはこっけいでみっともないことではないだろうか。
さあ、メタ主張はやめよう。文章は自由であるべきだ。どんな文章を書くべきか読み手に一方的に制約を課すような文章は絶対に書いてはならない。もちろん、私もそんな文章は絶対に書かないと約束しよう。
え? なんですか?
ああ、それなら大丈夫です。
私、自分で書いた文章は読みませんから。