1.注意
このドキュメントは、拙稿「犯人当て小説のためのフェア・プレイ変換の提案について」に対し、極楽橋水軒さんから頂いた感想および意見です。下記はMYSCON雑談BBSおよび掲示板より引用しております。
2.経過
そもそも「犯人当て小説のためのフェア・プレイ変換の提案について」はMYSCON雑談BBSでの「ミステリーとミステリの違いは?」という話題が発端でした。そこでの議論に刺激を受け、それまでの本格推理小説への考えを自分なりに整理したのが「犯人当て小説のための……」だったのです。
というわけで、MYSCON雑談BBSで「犯人当て小説のための……」へのリンクを張らせていただいたところ、極楽橋水軒さんから次の意見を頂きました。
この後、あんなに議論が沸騰していたのに、MYSCON雑談BBSに書き込む人が減りました(笑)。そして極楽橋水軒さんから当サイトの掲示板に次のような書き込みを頂きました(極楽橋さんの希望により、修正を加えています)。
とまあ、僕自身は思いつきであれだけの文章書くのに「うう、休日だというのになんでこんな変な雑文書いてるんだろ」などと疑問に思ったというのに、極楽橋さんはきちんと文献や関連する学問を調査するなど、実に本格的に取り組んでおられます。
僕自身は大学で簡単な論理学の初歩をちょろっとやっただけなので、せいぜい「論理的な導出」と「推理」の違いや、本格推理小説で読者もフェアに謎解きに挑戦できるというのが、厳密にはどんなに微妙な問題であるのかがやっと言えた程度です。こういったことに興味をお持ちの方のために、極楽橋水軒さんから許諾を頂き、以上を補足資料とさせていただきました。